デザインワークス・オンサイド

最近気づいたMacの…その1

ちょっと前から Mac のデータのバックアップをどうしようか色々と考えていました。
仕事のデータ、プライベートのデータともです。
まあ、プライベートのデータはデジカメの写真データとビデオから取り込んだデータがほとんどで、DVD でも保存しているのでそれほどバックアップの重要性というのはないのですが、仕事のデータというとそういうわけにはいきません。
それに今に始まったことではないですが、Mac が時々不安定になることがある。
Mac を使い始めて約20年。
特にこの梅雨の時期に不安定になることが多いような気がするのは私だけかなぁ…
このままでは、もし Mac が起動しなくなったらどうしようもなくなるので、システム、アプリケーションも含めてバックアップをとりたいと…

で、最近の Mac に関しては私よりもはるかに詳しい知人に聞いてみた結果、外部ハードディスク(外付け HD)にシステムをクリーンインストールして、現在使っている Mac から “移行アシスタント” を使いユーザデータやアプリケーションを転送することにしました。
こうすることによってその時点で、内蔵ハードディスクと外部ハードディスクに同じ環境ができます。
こうしておけば、Mac がトラブっても別の Mac にハードディスクを繋げて、移行したシステムから起動すれば今までとほぼ同じ環境で使うことができます。

システム関連はこの方法でデータのバックアップをとることにしたのですが、次にその他のデータをどうするかです。
今までは、手動でファイルやフォルダーをコピーしていたのですが、それだと必要なファイル(バックアップをとっていない新たなファイルなど)をこちらで判断してコピーしなくてはいけません。
まとめてコピーし、同じファイルがあった場合は上書きしてしまうということでもかまわないのですが、できれば差分ファイルだけをコピーしたい。
有償のバックアップソフト、フリーのバックアップソフト、それに Mac(10.5 Leopard)には、“Time Machine” がある。
どれにするか色々と迷った結果、全体のバックアップを “Time Machine” でおこない、仕事関係のファイルなどはフリーのソフトを使ってバックアップすることにしました。
これだと2重にバックアップされるファイルがありますが、念には念を入れてということでこの方法にします。

“Time Machine” の基本設定では、一時間ごとにバックアップするのでとても鬱陶しい 😀
ターミナルにてコマンドを実行すればバックアップの間隔を変更できますが、今回は “TimeMachineEditor” を使ってみることにしました。
TimeMachineEditor” で、1日1回バックアップをとるように設定。
最初のバックアップは、約120GB で2時間半くらいかかりましたが、2回目以降は差分バックアップなのでそれほど時間はかからない。
今のところ問題なく動作してますが、ちょっとでも挙動が怪しくなれば “TimeMachineEditor” の使用をやめて、ターミナルでコマンドを実行します。

次にフリーのソフトは、外付けハードディスクに付属していた “SilverKeeper” を使うことにしました。

何(Source…)をどこ(Destination…)にバックアップするかという “セット” を作り、”Backup Set”“Synchronize Set”“Compare Set” の3つ方式のうちどれかを選んで実行すればバックアップできます。(”Backup All Sets” というのもありますが、よくわかりません)
“Backup Set” は、バックアップ元(Source…)にあるバックアップ先(Destination…)より新しいファイルをバックアップ先にコピー。
“Synchronize Set”は、その名のとおりシンクロ。
バックアップ先(Destination…)にありバックアップ元(Source…)にない場合は、どちらが優先されるのだろう。
バックアップ先(Destination…)のファイルをバックアップ元(Source…)にコピーするのか、バックアップ元(Source…)にないとバックアップ先(Destination…)のファイルを消去するのか?(ややこしい書き方で申し訳ない…)
試していないのでよくわかりませんが、どちらなんでしょうね。
“Compare Set” は、日時と内容の両方を比較して差分ファイルの検証をするみたいです。
それと、”Schedule” を使えば自動化もできます。
今回は、自動化を “Time Machine” にお願いしているので、”SilverKeeper” では自動化はパス。
他にも “SilverKeeper” では、起動ディスクを作れたりするみたいですね。

あと、同じような機能のソフトに “Sync!Sync!Sync!” というのもあります。
機能は制限されますが、フリーで使うこともできます。
“SilverKeeper” をしばらく試してみて、使い勝手が良くなかったら “Sync!Sync!Sync!” に変えてみるかも。

ずいぶんと話が長くなりましたが、やっとタイトルの “最近気づいたこと” について…
と思ったのですが、続きは明日にします。
スミマセン。

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