デザインワークス・オンサイド

問題な日本語

デザイナーながらコピーや文章を書くことに全く自信がない。
そんな私が日本語についてあれこれ言うのもおこがましいですけど、最近はテレビでアナウンサーの話す言葉がおかしいことが多いような気がする。
表現の仕方が間違っていることや “てにをは” がおかしいことも多々あるような。

“てにをは” がおかしいというといえば、三宅祐二さんの奥さんが言ったせりふを思い出します。
近所の奥さんの集まりか何かで、たまたまそこにいたご主人の三宅祐二さんを紹介するときに「紹介します、あそこがたっているのがうちの主人です。」と言ったそうな(^ ^)
という笑い話は置いといて日本語の話なんですが、去年くらいから本屋さんに日本語の本(これも変な表現だなぁ。おかしい日本語の解説本という意味ね)が何冊か並んでいます。
その中で表紙のおもしろさにつられて買ったのがタイトルにある “問題な日本語-どこがおかしい?何がおかしい?” なんですね。
フムフムと納得できる部分とそうかなーと感じる部分はありますが、全体的にはおもしろいです。
私が “言葉は生き物” と実感したのは、”全然” という言葉が肯定文にも使われるようになって、今では違和感がなくなってきたことです。
丁度、高校生くらいの時に “全然、大丈夫だよ” みたいな使い方がされはじめたと思うのですが、”全然、大丈夫じゃない” というのなら気にならないのに “全然、大丈夫だよ” というとすごく違和感がありました。
ところが今では、まったく気になりません。
それにしても “雰囲気” を『ふいんき』と言う人がいるというのを読んで驚いてしまいました。
あと、イラスト(漫画)も好きです。
この漫画がこの本の好感度をあげている大きな要素のような気がする(^ ^)

問題な日本語?どこがおかしい?何がおかしい?

単行本 : 164 p ; サイズ(cm) : 19
出版社 : 大修館書店 ; ISBN : 4469221686 ; (2004/12)
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