先週、悲しいできごとがありました。
知人であり友人でもある方がお亡くなりになりました。
とても上手な歌い手さんでした。
あたたかい人柄で才能があり、もちろん歌唱力も抜群でした。
“何故?” というのが、訃報を聞いたときの第一印象でした。
約1年前、私がたいへんお世話になった方が亡くなられました。
年下の私が言うのもおこがましいですが、その方もとっても才能があって人柄もよく、誰からも愛される方でした。
私と5つしか年も離れていないのに…
そのときも『何故、才能があって人柄のいい人が…それにこんなに若いのに…』と思いましたが、今回もあらためて同じ思いをしました。
その歌い手さんは私より5つ年下です。
亡くなる2ヶ月ほど前に電話で「色々とやりたいことがあって、お願いしたいこともあるので、そのときは手伝ってな。また電話するから。」というのが私と彼女の最後の会話でした。
今年の2月に退院したときも『歌いたい歌がたくさんできました。いっぱい練習して秋にはステージに立ちたいです。』と言っていたのに…
いろいろとライブを見てきたつもりですが、はじめて歌を聴いたときに鳥肌が立ったのはあなたしかいません。
今から10年以上前のことです。
父が亡くなったときにも涙を流さなかった私が訃報の電話を受けた後、涙が止まりませんでした。
お通夜にしか伺いませんでしたがそのときも涙があふれて…
結婚披露パーティを Blue Note OSAKA でしたときにも歌ってくれましたよね。
ホントの思い出になってしまいました。
そのときに挨拶をしてくださった方と、ライブをしてくださったお二人が亡くなるということは、私にとってとてもつらいです。
できることなら、あなたがニューヨークの教会で本場のゴスペルを聴いてから、思うところがあって封印した “ゴスペル” をもう一度聴きたかったです。
合掌。
先週これを書いていたのですが、公開するか迷ってました。
デザインとは関係ないし、楽しい話題でもないし…
でも、ひとつの事実として残しておこうと思います。
ご了承を…