早いもので、現在の仕事のメインになっている Web の制作を始めて、15年が過ぎた。
元々、このようなデジタルな仕事に携わるきっかけは、それよりも5年ほど前の CD-ROM の制作でした。
今から約20年前です。
プロフィールにも書いてありますが、『NAUTILUS』というアメリカの CD-ROM を見たのがきっかけでした。
その頃の日本の CD-ROM はお世辞にもかっこいいとは言えませんでした。
当時は、理数系バリバリのプログラマーが CD-ROM の制作をしていた時代で、デザイナーが制作に関わるということがほとんど無かったと思いますので、仕方ないでしょうけど。
その後、コンピュータを使った常設展示物(通信はしていないけど、今でいうとデジタルサイネージみたいなものかなぁ…)製作に関わったり、展示会用のコンテンツを制作するようになりました。
Mac 用のタッチパネルが輸入販売されるとすぐに、Mac のモニターを輸入元に持ち込んで、タッチパネルを組み込んでもらい、タッチパネルを使ったコンテンツを東京都の役所にプレゼンしたこともありました。
数年前は、マルチタッチのコンテンツも制作しました。
iPod touch が発売される前です。
当時、マルチタッチがどういうものか頭では理解できても PC で再現できないので、すっごく悩みましたけど… 🙂
こうやって考えてみると色々とインタラクティブな仕事してきたなぁと…
で、今回あらためてインタラクティブ・デザインについて刺激を受けたのが、その名も『インタラクティブ・デザイン』 😀
本の内容としては、キャンペーンサイトやデジタルサイネージなど、約80のプロジェクトを紹介している事例集です。
Twitter と連動しているサイトなども紹介されている。
見たことあるサイトや有名なサイトなども掲載されていますが、もちろん知らないサイトもたくさんあって結構刺激を受けました。
インタラクティブ・デザインには、掲載されていませんが、『SHIRO Cheers System』も Twitter や Facebook と連動しているサイトとして有名ではないでしょうか?
ポラロイドから自分のプロフィールアイコンが出てくるのは楽しい。
最近では、『UNIQLOOKS』が話題になっているかも。
柳井社長の Facebook に対するコメントはさておき、よくできているサイトですよね。
さっき見たけど、昨日見た時よりもかなり増えているような気がするのは気のせい…。
今までも、このようにスナップ写真を見せるサイトはありましたけど、これからは SNS と連携させていくサイトがますます増えそうですね。
面白いかどうかはわかりませんが、個人的に前から温めている企画があるんだけど、作ってみたくなりました。
暇とお金ができたらですけど…
というように、制作意欲をかき立てられる1冊です。
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