ITmedia D モバイル:「脱“もっさり”宣言」??攻めのNECが「N904i」で目指すものとは (1/2)
FOMA 90xiシリーズとしては初のデザインコラボケータイで、しかも海外の有名デザイナーを起用したこともあり、そのデザインに注目が集まっている。
” もっさり “ って何のことなんだろう。
先月発売になった N904i のことなんだろうか。
確かに写真で見ると N904i は、ちょっと ” もっさり ” しているような感じを受けます。
でも、実機を見たことがある人ならわかると思いますが、写真で見るよりはるかに薄い。
薄いといっても N703iμ のように極端に薄いのではなく、適度な厚みといった方がいいかも知れない。
その N904i のデザインに関していうと、好感が持てるけどそれは『今までの NEC(というより DoCoMo)の携帯電話のデザインに比べて』というだけで、それほど飛び抜けてカッコイイとは思えません。
au の MEDIA SKIN の方が、色や質感(表面処理)などかなり凝ったデザインで、良くできていると思います。
N904i も各ボタンの質感や白色ダイオードを使っていたりと、好きな部分も多いのですがヒンジ部の処理は無駄な気がする。
このデザインであれば、著名な海外デザイナーを起用しなくても NEC の自社デザインでもできたのではないかと思ってしまうのですけど…..
勝手な想像ですけど、色々な制約で結局このカタチに落ち着いたということなんじゃないかなぁ。
できればジョバンノーニ氏のラフスケッチやアイディアスケッチを是非とも見ていたいです。
きっと素敵なデザインがあるのでは…..
NEC クリエイティブスタジオのチーフクリエイティブディレクターである佐藤氏の言う、
ITmedia D モバイル:“非家電”携帯メーカーは“トータルデザイン”で勝つ──NECのデザイン戦略
デザインを「デ」と「サイン」に分けて考えるという。「サインは誰もが認識している記号や承認の内容を意味しており、それをもう一度否定してみようという考え方。
というのはちょっとこじつけっぽくて、どうかなぁと思ってしまいます。
しかし、DESIGN TOUR of NEC を見ると、コンセプトデザインではありますけど、とても素敵なデザインがあります。
携帯電話のデザインだけではありませんが、見ていて楽しくなります。
こういうのを見ているとやはりプロダクト・デザインは面白いと思いますし、色々とデザインしたくなってきます。
時間があるときにコンセプトデザインをこのサイトにアップしていこうと思っていたのですが、全然できていません。
こんなことでは、いざプロダクト・デザインをしようと思ってもできないかも…..
携帯電話のデザインに限って言えば、iPhone を見てしまったあとは他のデザインがインパクトに欠ける。
まだ、iPhone の実機も見ていないしさわってもいないのにね。
で、” もっさり ” のことなんですが、
ITmedia D モバイル:「脱“もっさり”宣言」??攻めのNECが「N904i」で目指すものとは (2/2)
“脱もっさり宣言”をしてもよいくらい、レスポンスを改善した
ということなので、デザインのことではなく機能的なことだったようです。
あれこれ書きましたが、10数年前にはじめて携帯電話を買ってからずっと NEC の端末です。
あはは…..