KDDI のケータイがケータイし忘れていたもの展

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concept model
photo : au design project

KDDI が、7月31日から原宿の KDDI デザイニングスタジオと名古屋(9月上旬〜中旬予定)にて “au design project” による展覧会『ケータイがケータイし忘れていたもの』展を開催します。

2001年からスタートした新しいデザインの提案やクオリティの高いコンセプトモデルを発表し、またコンセプトデザインにとどまらず製品としても世に送り出し、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のコレクションにも選定された “au design project”。
最近では、MEDIA SKIN がとてもシンプルで綺麗なデザインの携帯電話だと思います。

今回は、プロダクトデザインというデザイン提案から少し視点を変えて、インターフェイスデザインをフォーカスしたコンセプトモデルを展示・発表するようです。
会期中にはスペシャルトークショーも開催されます。
是非、どのようなインターフェイスデザインなのか実物を見たかったのですが、関西で開催されないのが非常に残念です。
最近、このようなイベントを関西で開催する機会が少ないように思うのは気のせいですか?

KDDI au: au design project > ケータイがケータイし忘れていたもの展

KDDIは、原宿・KDDIデザイニングスタジオと名古屋にて「au design project」による展覧会「ケータイがケータイし忘れていたもの」展を開催します。

このようにインターフェイスデザインに焦点を当てるというのは、やはり iPhone の影響が大きいのだろうか?

まだ iPhone には触れたこともありませんので、ユーザーインターフェイスの使用感などはよくわかりません。
ただ、iPhone のMovie を見る限りでは、インターフェイスは直感的で洗練されている印象を受けます。
ずいぶん昔のことですが、はじめて Mac のインターフェイスに触れたときや Newton のインターフェイスを見たときのトキメキ感に似ているような気がします。
Windows というか、Microsoft の製品にはこのような感動がありません。
やはり Apple という企業の持つ製品に対するポリシーが、大きく影響しているのではないかと思います。
iPhone のユーザーインターフェイスを目の当たりにすると、日本の携帯電話メーカーも目からウロコだったのではないでしょうか?

ただ、このようなインターフェイスデザインを実現させようと思えば、通信事業者、端末のメーカーなどすべてが、同じ方向を向いていないと難しいと思います。
ですので、日本の携帯電話の現状ではちょっと難しいのではと思っているのですが、au design project であれば可能なのではないかと期待してしまいます。
だから関西でもイベントを開催してほしいです。
コンセプトモデルを手にとって見てみたい….

KDDI au: au design project > ケータイがケータイし忘れていたもの展のサイトについて。

いつもながら、スッキリとして好きなデザインです。
ただ、小さい文字を読ませるのに虫眼鏡をクリックさせて、すべての文字を大きく拡大してスライドしながら読ませるっていうのはどうかなぁ。
インターフェイスデザインをフォーカスしたイベントの告知サイトなんだから、小さい文字を虫眼鏡で拡大して読ませる方が、より直感的なインターフェイスだと思うのですけど…..
当たり前すぎて面白くないと言われればそれまでなのですが、先程紹介した iPhone の Movie“#7 Magnify to edit text” でも文字を入力するときの『I カーソル』の位置を表示するのに、ルーペで拡大したようなインターフェイスを用いていますので、あながち間違ったことを言っているとは思わないですけど…..
やはり、インターフェイスは直感的な方がわかりやすくていいと思います。

まぁ、それをどうセンス良く洗練したデザインに仕上げるかが、難しい問題なのですが…..

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