amadana の電話機…

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かなり前のエントリー になりますが、デザイン家電ブランド amadana について書きました。 当時はモックアップだけで、製品の発売はまだされていなかった電話機の実物を最近やっと見てきた。

amadana DU-119-B 電話機(ベーシックタイプ) ブラックamadana DT-120-B 電話機(留守録機能付きタイプ) ブラック

写真の他にもう1種類、多機能、コードレスの『コール・デコ コードレス電話機 PT-108』というタイプがあり、アクリル素材を用いた『レセプフォン DU-119』、『フォンテリア 電話機(留守録機能付き)DT-120』の計3タイプの電話機があります。(厳密には PT-S8という PT-108用の増設子機もある。)
3機種ともデザインの印象は、REALFLEET ブランドから発売された初期のプロダクトモデルである、FACE LCD REALFLEET MODELdynabook REALFLEET modelから受け継がれているスタイルである。

スタイリッシュな電話機というと B&OEnzer 、muTECH などがあり、デザイン家電というカテゴリーでは、 プラマイゼロ があります。
以前のエントリー にも書きましたが、 B&O の電話はフォルムの美しさはもちろんのこと電話としての基本的な機能である “音声の聞き取り” という部分で優れていたと思う。

で、amadana の電話ですが、実際に使っていないので機能的なことは着信音以外わかりません(^ ^)
デザインのバリエーションは “ブラック” と “ホワイト” の2種類があり、どんなインテリアにも違和感なくとけ込めそうです。
さりげない存在感がありながら主張しすぎることがなく、インテリアに置くプロダクトデザインとして理想的なデザインだと思います。
直営店だけのサービスのようですが、レザー部分の素材や色をカスタマイズできるのもうれしい。
ただ、レセプフォン DU-119とフォンテリア DT-120の “ホワイト” は、デザインのポイントである美しいアクリルの素材感が消されているように思う。
暗い色の方が、アクリルとの対比の美しさがより強調されるから全体的に綺麗に見えるのだろう。
あと残念なのは、フォンテリア DT-120のコンセプトが “フラットフェイス” なのはわかりますが、ボタンが押しにくいというのと、3機種とも手に持ったときの感覚が軽すぎる気がする。
あと残念なのは、フォンテリア DT-120のコンセプトが “フラットフェイス” なのはわかりますが、ボタンが押しにくいというのと、コール・デコ コードレス電話機 PT-108とレセプフォン DU-119の2機種が手に持ったときの感覚が軽すぎる気がする。
もちろん重たいより軽い方がいいのですが、なんか拍子抜けするくらい軽くて安っぽく感じてしまった。
これは感覚の問題なので、すべての人が私と同じように感じるかどうかはわかりません。
この感覚について、あるプロダクトデザイナーの Apple Newton に対するコメントがとても印象的だったで、また別の機会に書きたいと思いますが、要するに受話器を持ったときに適度な “重量感” があればいいなと思うわけです…..

むつかしいんだよね〜、この感覚っていうのがね。

amadana DU-119-B 電話機(ベーシックタイプ) ブラック

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