” WebInspector を使ってみる ” の記事に引き続き、富士通株式会社が開発・配布しているツールのひとつ、ColorSelector についてちょっと感想を…..
Windows 版は使っていないので Mac 版だけに限ったことかも知れませんが、ちょっと動作がもっさりしているような気がします。
もうすこしキビキビ動作してくれたら言うこと無しなんですけどねぇ。(私のマシンが遅いのが原因あれば、ごめんなさい。富士通株式会社さんには、あやまらないと…..)
使い方はいたって簡単。
チェックしたい色をスポイトツール機能を使い判定するだけです。
スポイトツールを選択するとディスプレイをスクリーンキャプチャしますので、ColorSelector のウインドウの位置に気をつけないとチェックしたい色が隠れてしまいますので、注意してください。
例えば…
だと、弱視者(白内障者)の基準で背景色と文字色のコントラストが足りないということですので、文字色の色相はそのままで明度を変えます。
この場合では、文字色の明度を80%から86%にすると白内障者の基準も OK になります。
このようにとても簡単で便利なツールです。
富士通株式会社のサイトにも書いてありますが、使い道はウェブデザインだけではありません。
印刷物やプロダクト・デザインにも活躍しそうです。
例えば、電化製品のリモコン・ボタンの色をデザインするのに重宝しそうですよね。
ということで、アクセシビリティ関連のツールをいくつか…..
- WebInspector
- ColorSelector
- ColorDoctor
- aDesigner
- Cynthia Says™ – Web Content Accessibility Report
- カラー・コントラスト・アナライザー 日本語版
他にもいろいろあるんだろうなぁ。