最近あることがきっかけで、日本WEBデザイナーズ協会のサイトを見ることがありました。
もともと、あまりいい評判は聞かなかったのですが、何気なく見ていると『これじゃ、ダメだよ』というのを発見 !! 🙂
” 第4回JWDA WEBデザインアワードのご報告 ” というのがありますが、その中の ” 審査員賞 受賞作品 ” を受賞した ” USAライス連合会 ” のサイト。
受賞者が ” 株式会社イクリプス ” になっていますが、この会社の代表って ” 日本WEBデザイナーズ協会(JWDA)” の会長で、” JWDA WEBデザインアワード ” の審査員にも名を連ねているじゃないですか。
審査員自ら代表を務める会社の作品が受賞するって…
それも審査員賞 😀
他にも JWDA の法人会員が受賞していたりしますが、この場合は会員が審査をするサイドではないので、まぁ、かまわないだろうと思いますけどね。
学生の頃に応募した “シンボルマークのコンペで選ばれた作品が、そのときの審査委員のひとりが応募した作品だった” というのを思い出しましたよ。
こういうことって、よくあることなのかなぁ。
マナー・モラルの問題だと思うのですが、自ら主催する『 賞 』に応募する行為が恥ずかしくないのだろうか?
で、何がきっかけでこのサイトを見たかというと ” WEBデザイン検定 “ なんですよね。
最近、世間をお騒がせしている ” 漢字検定 ” を見ていて ” ○○検定 ” という中に「Web に関係するものがどれくらいあるのだろう?」と思ったのがきっかけです。
もともと、この手の資格にまったく興味のない私にとってはどーでもいいのですが、ちょっと調べてみたら
などがあるようです。
実際、” 検定 ” ブームみたいなところもあるのでしょうけど、これらの検定に合格したメリットって何なんでしょうね。
就職・転職に有利?
社内の査定に影響する?
自分のスキルの確認?
私にはよくわかりません…
それにしても上記の検定を実施しているサイトなんですが、W3C の Markup Validation Service でチェックするとひどいもんです。
- Markup Validation of JWDA WEBデザイン検定
- Markup Validation of ウェブデザイン技能検定
- Markup Validation of Webデザイナー検定
- Markup Validation of Web検定
Valid なのは、ウェブデザイン技能検定だけですよ。
他の3つはどーなってるんですかね。
仮にも ” 検定 ” を実施しているサイトが、これじゃあどうしようもないのでは?
特に Web検定は、サイトに “valid” Icon が貼付けてある。
単純なミスということもあると思いますが、一応チェックしましょうよ。
ますます、この種の検定が信用できなくなるのは私だけでしょうか…
まぁ、今回は Web に関する検定についてあれこれ書きましたが、すべての ” 検定 ” を否定しているわけではありませんので、誤解しないでくださいね。