他愛もないこと、その1…
以前のエントリーで書いた、Mac の Dashboard に入っている Widget の “翻訳” の文字化けが、知らない間に直ってる。
日本語から英語への翻訳時に英語が文字化けしていたのですが、今は何ともない。
この文字化けに関して、Apple Store に寄ったときに店員さんに聞いてみたことがあったのですが、「そういう話は聞いたことがないですねぇ」という答え。
一応、「文字コードが怪しいですね」と言っていましたが…
まぁ、直ったので原因はどうでもいいです 🙂
世間の Mac 使いの人はあまり Widget の “翻訳” を使っていないようですが、ちょっと単語を調べるときに便利なので、よく使います。
文章の翻訳となると翻訳サイトの方が便利かなぁ…
Google 翻訳は、リアルタイムで翻訳されるようになったし、翻訳結果が英語の場合には音声で読み上げてくれる機能まで追加されて、すごく便利になりました。
ただ、ブラウザーによっては音声が出ないこともあるようですが…
他愛もないこと、その2…
最近は Mac 関連の雑誌・書籍を買うことはほとんどありません。
知りたい情報は、ほぼ Web で見つかるというのがその要因です。
ただ、本屋さんに行ったときには Mac 関連の雑誌を立ち読みすることは、今でもあります。
ある雑誌に Mac のアイコンについての記事がありました。
アイコンやシンボル、ピクトグラムには仕事柄とても気になるので、その記事を読んでみると『Mac のアイコンはよくできている』というようなことが書いてあり、そのこと自体は全然否定するつもりはありません。
私も Mac のアイコンは、スーザン・ケアがデザインして以来、他のアイコンと比べてみても、とても好感の持てるよくできたアイコンだと思っています。
これは私の Gibson ES-335
で、記事の何が気になったかというと、『GarageBand』のアイコンについて書かれているところ。
ギターがアイコンに使われているのですが、そのギターについて『ギブソン社のレス・ポールに似ているがちょっと違うので、ギターに詳しい人に聞くと日本のある楽器店のオリジナルではないかと言われ、見てみると確かによく似ている』というようなことが書いてある。
いやいや、ふつうはあの形状を見たらレス・ポールではなく『Gibson ES-335(ES-330)』を思い浮かべるでしょ。
ギターのことをまったく知らない人だとわからないのは仕方ないでしょうけど、『カッタウェイ』という言葉や『ギターに詳しい人に聞いた』などとあるので、まったく知らないわけでもなさそうです。
確かに記事に書いてある楽器店のオリジナルギターも形状は似ていますが、そもそもそのギターも ES-335 のコピーですよね。
記事にあるように、このアイコンをデザインした人は、ギブソンの ES-335ではなく楽器店のオリジナルギターを参考にしたのかも知れません。
でもねぇ。
ギターに詳しい人なら、まず ES-335 を思い浮かべ、ヴァリトーン・スイッチがついているから B.B.キングの “Lucille” をその次に思い浮かべると思う。
でも、アイコンのギターには “f ホール” があるから B.B.キングの “Lucille” ではない。
ということは、ES-345 ではないだろうか。
と、いうような流れになるのでは… 😀
位置こそ違うけどダブル・パラレログラム・インレイだしね。
まぁ、細かいことを言うとトグルスイッチやアウトプットの位置が違ったりするのですが…
Gibson ES-345 の画像をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
http://www.gibson.com/jp%2Djp/Divisions/Gibson%20Custom/ES%20Models/ES%2D345/
記事を書いたライターの人がギターに詳しくないのは仕方ないと思いますが、ギターに詳しい人に聞いたというのがちょっと納得できない 🙂
あと、編集者。
このあたりのことは、どーでもいいことなのかもしれないけど、もし気づいていたのならちょっと助言してあげればいいのになぁと思ってしまう。
あと、キャップボルト(六角穴付ボルト)のことについて書いてあるくだりもちょっとねぇ…
まっ、ホント他愛もないことで申し訳ない。
最近、愚痴っぽくなってきたのは歳のせいかなぁ 😀